桜咲く霊園に

ダスタリー東京のブログ

2018年04月01日

こんにちは


いよいよ4月になりました。


本日は、お彼岸の時期に行けなかったので、父と母のお墓参りに

行ってきました。


東京の西の郊外にある、山を切り開いて造られた、広大な

敷地面積のその霊園には、お天気も良く日曜日でも

ありましたので、本日も沢山の墓参りの人が来ていました。


霊園の入り口から、そのまま車で坂を上がり、お墓のある区画まで

入ってゆけます。

この日は、園内のいたる所で、見事に咲いている満開の桜を

見る事が出来ました。


そしてお墓のある区画に着くと、入口付近にも満開の大きな

桜の木がありました。


お花とお供え物と、水桶を持ってお墓の前へゆき、墓石の回りを掃きました。

水を掛け、お線香に火をつけてから、両手を合わせて目を閉じました。


お彼岸時期に来られなかった事を謝り、兄弟みんな元気でいるから

心配しないでほしいと、伝えました。


それから、暫くお墓の向こうに広がる、晴れ渡った空を見ていました。


どこまでも遠く見渡せる、静かで素晴らしい景色の

とてもいい所です。


帰り際 「 じゃあね。」 と言って振り向くと、うちのお墓から、入口に立つ

桜の木が見えました。


父も、母も、きっとあの桜の木を見て、喜んでいるのだろうか

と思いました。


「 じゃあ、また来るね。」 と声をかけ、背中を向けて歩き出すと

少し涙がこみあげました。


必ずまた会いに来るよ。


「 親父さん。」

「 おふくろチャン。」